薄毛治療の種類

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教えて!薄毛治療にはどんなのがあるの?

抜け毛や薄毛治療・どんな種類があるの?

 

薄毛治療とひとくちで言っても、AGA専門クリニックによって取り組んでいる内容が様々です。また、得意とする治療方法もその病院ごとに違うと言ってよいでしょう。

 

たとえば、自毛植毛。これは自分自身の毛根を薄くなったりはげかけてる部分に植毛するものですが、特殊な技術や設備を要するため、施術可能な病院は限られています。
まずは必要な基礎知識として薄毛治療の種類とその概要について知っておきましょう。

 

AGA専門クリニックでの治療は主に5種類に分類できます。「AGA治療薬」「育毛メソセラピー等の頭皮への治療薬注入治療」「HARG療法」「自毛植毛」です。
それぞれ解説していきます。

 

AGA治療薬

薄毛治療・AGA治療薬

今AGA治療薬で一番有名でかつ効果が高いと認証されているのがプロペシアです。
プロペシアは抜け毛予防の有効成分「フィナステリド」を主成分とした医薬品で、AGAの原因物質を抑制し、抜け毛を予防するお薬です。
一般病院の皮膚科では殆どがこのプロペシアを処方するのみの治療になります。

 

ですが、プロペシア(フィナステリド)単剤による「毛周期の正常化」効果を待っているだけでは、実際のところ進行した脱毛・薄毛の改善にかなりの時間(数年単位)を要します。
つまりすでに脱毛し、ミニチュア化してしまった毛髪に対して毛乳頭細胞に直接作用する「より積極的な発毛・育毛治療」を行い、薄毛を改善する措置も同時に必要なのです。

 

そこで、AGA専門クリニックでは、プロペシア(フィナステリド)単剤の処方だけでなく、発毛促進するミノキシジルや抗炎症剤、ビタミン・ミネラル類、外用薬や病院によったら漢方等を用います。

 

AGA治療薬による治療法は、体質と頭皮を改善し、乱れた毛周期をリセットする事を目的とした治療になりますので1〜2ヵ月という短期間の治療期間では効果は望めません。
最低でも半年、可能であれば1年以上の治療期間を考えておくのがよいかと思います。

2015年4月6日よりプロペシアの後発医薬品(ジェネリック医薬品)「フィナステリド錠(ファイザー)」の販売が開始されました。
より安価な治療が可能になったので、このことも治療を行う上で検討材料にいれておきましょう。

成長因子を含む治療薬注入治療

薄毛治療・治療薬注入・メソセラピー

頭皮に発毛に成長因子を含む有効な成分を直接注入し発毛効果を高める事を可能にする治療法です。
プロペシアやミノキシジルタブレットなどの内服療法は効果が認められていますが、内服療法では薬剤は全身の血管をめぐった後に ようやく毛根に到達します。そのため、どうしても毛根に働きかける薬剤は少なく、効率も悪いといえます。
だからといって服用する量を増やしたとしても、規定量以上の薬剤の使用は全身の副作用を招くリスクがあります。
そこで「直接毛根直下に薬剤を注入・導入」する治療法が誕生したのです。

 

AGA専門クリニックの多くが、この頭皮への治療薬注入治療を採用していますが、その呼び名は様々ですし、また成分についても、各病院それぞれ違ってきます。
基本的にはミノキシジルやフィナステリドの薬剤のほかにVEGFやIGF-1等の成長因子(グロースファクター)や複合ビタミンを配合しているようです。
いくつか例をあげると

  • ノーニードル育毛メソセラピー
  • グロースファクター発毛治療
  • 毛髪再生メソセラピー
  • 毛髪再生スマートメソ
  • プレミアムグロースファクター再生療法

などがあります。実は大枠で考えると
・HARG療法
も、頭皮に有効な成長因子含む治療薬を直接注入する治療薬注入治療の一種です。
ただ、HARG療法は日本医療毛髪再生研究会に施術施設として認定される必要があるので、別記説明としています。

 

また、頭皮に直接注入するにもその方法は、針を使うか使わないかにわかれます。
針を使わないものはノーニードル、電気穿孔法、エレクトロポレーションなどがあり、針を使うものとしては注射器、ダーマスタンプ法によるものがあります。
針を使うものはやはり痛みを伴うので、麻酔のオプションもあります。

 

治療期間も各病院で様々ですが、一例でいけば、半年間に8回の施術を1クール最初の2ヶ月は2週間に1度、その後月に1度の施術、効果が出てきた場合、その後もメンテナンスとして 2〜3か月に1度の施術が望ましいとされています。

HARG療法

薄毛治療・日本医療毛髪再生研究会・HARGR(ハーグ)療法
HARG(ハーグ)療法は、日本医療毛髪再生研究会が研究し検証した、サイトカインによる「医療毛髪再生術」を用いた独自の毛髪治療法です。
サイトカイン (cytokine) とは、免疫システムの細胞から分泌されるタンパク質で、多くの種類があり、細胞の増殖、分化、細胞死、あるいは創傷治癒などにも関係します。

 

HARG(ハーグ)療法では発毛・育毛と言った1つの目的に対する増殖性を求める治療ではなく、自己ステムセル注入(脂肪・骨髄幹細胞治療)などで求められる『毛髪再生』・『細胞レベルの薄毛治療効果』を得る事を目的にしたものです。

 

前項で解説した『頭皮への治療薬注入治療』治療形態としては同じですが、このHARG(ハーグ)療法は日本医療毛髪再生研究会によって『HARG療法認定医療機関』と認可してもらって初めて実施できる療法になっているため、別記しました。

 

個人差は当然ありますが、ほとんどが治療の期間はおよそ半年から1年です。

自毛植毛

薄毛治療・自毛植毛

自毛植毛とは、自分自身の頭髪の濃い部分から毛根を採取し、薄くなった部分に移植する治療です。

 

AGAは、男性ホルモンの影響によって進行するため、その影響をうけにくい後頭部・側頭部の抜けにくい性質を持つ毛根を活用します。この毛髪はAGAの影響を受けにくい性質なので、ほぼ生涯にわたって毛が生え続けます。
すでに毛根自体が死んでしまって、他のAGA治療では効果がなくとも、自毛植毛では有効な結果を得ることが可能です。

 

現在、施術方法の主流としてはFUE法とFUT法の2種類になります。

施術名 施術方法 メリット デメリット
FUT法【Follicular Unit(毛包単位) Transplantation(移植)】

・健康な後頭部(ドナー)から「幅1cm×長さ10〜20cm程度」にかけて頭皮ごと切り取り、毛包ごとに株分けをして髪の毛を移植する。

 

・「切る植毛」といわれる。

・広範囲の移植が可能。

 

・手術金額もFUE法より安くすむ傾向にある。

・切るので痛みがFUE法にくらべて強い。・傷跡が残りやすい。但し、トリコフィティック縫合法を出来る医師がいるとこの限りではない。
FUE法【「Follicular Unit(毛包単位) Extraction(抽出)】

・後頭部から直径1〜1.3mmの幅でパンチで毛根をくり抜き、薄毛部分に移植。

 

・「切らない植毛」といわれる。

・切らないのでFUT法より痛くない。

 

・傷跡も目立たなく繊細で自然な仕上がりとなる。

 

・パンチの際に毛根を傷つける可能性が高いので広範囲の自毛移植にむかない。但し、最近はロボット導入などで、繊細な毛根取得が可能になっている。

各病院では独自の名称(たとえば、アイランドタワークリニックでは切るFUT法をストリップ法、切らないFUE法をi-direct法と呼んでいます)を掲げているため、いくつもの手法があるように思いがちですが、切る植毛なのか切らない植毛なのかで分類できます。

※以前あった人工植毛(人工毛を植える)や、自毛植毛でもフラップ法や単一植毛は効果より問題のほうが多くおすすめできないので、ここでは取り上げません。(古い術式しかない病院もまだあるので要注意)

 

手術自体は1日ですが、その後も1年ほどはAGA治療薬等でのケアが推奨されています。

KERASTEM(ケラステム)毛髪再生

薄毛治療・KERASTEM(ケラステム)毛髪再生

KERASTEM(ケラステム)毛髪再生は、血管の新生や頭皮内の脂肪不足を改善できる毛髪治療です。
他と違うのは、自身の皮下脂肪から取り出した幹細胞(脂肪組織由来幹細胞/ADRCs)のほか、『脂肪そのものを頭皮へ注入』するということ。
そして『施術は1回』のみで効果があり、AGAの代表的なプロペシア(フィナステリド)やミノキシジルといった内服や外用などは使用せずとも効果がでるということで着目されています。

薄毛治療・KERASTEM(ケラステム)毛髪再生

 

施術時間としては、約3〜4時間、術前・術後のカウンセリングを含めて通院は3回で終了と従来の治療法に比べて治療期間が短いのも特徴ですね。

育毛レーザー

薄毛治療調査隊

2009年のアムステルダムで開催されたISHRS(国際毛髪学会)でハンブリン教授が行ったLLLT(低出力レーザー)の育毛効果の発表で、
 ・マウスによる実験において毛髪の再生や毛根内部の幹細胞が活性化することで成長を休止していた毛髪が成長期へと移行する
 ・血液中タンパク質が髪になる為に必要なATPが低出力レーザーの効果によってが増加する
ということが紹介されました。

 

そして、このときにFDA(アメリカ食品医薬品局)から認可を受けたのが育毛レーザー「ヘアーマックス」です。
正確にはシリーズの中の「HairMax LaserComb Premium」という機種で、他にありません。
この育毛レーザーで注意したいのは、そのレーザーの商品・機種によって効果にばらつきがあり、認可されているのが唯一「HairMax LaserComb Premium」ということです。
ちなみに有名なプロペシアの有効成分であるフィナステリドや外用薬リアップの有効成分ミノキシジル、そしてこの「HairMax LaserComb Premium」の3点のみが薄毛治療関連でFDAから認可されたものになります。

 

なお、育毛レーザー等の治療法を単体だけではなく、内服薬や外用薬を組み合わせて行うことが基本的な薄毛治療とするところが多いです。

まとめ

 

以上が主流となっている薄毛の治療内容ですが、日々、技術進化により、新たな薄毛治療の方法も開発されていますし、それぞれのAGA専門クリニック独自のオリジナル治療も豊富にあります。
そうした内容は実際その病院に訪れて無料カウンセリングを受けるのが一番確かな情報になります。
薄毛治療の治療法を初めから自分で決め付けないで、まっさらな気持ちで、それぞれの治療法を採用している複数の病院で無料カウンセリングを受け、比較検討するのが、あらゆる可能性から導かれたベストチョイスになるだと思います。

 


一般病院の皮膚科では殆どがプロペシアの処方のみで終わりますが、薄毛治療にはもっと多くの治療方法があります。これらも知識として知ってるか知らないかで、自分の抜け毛やうす毛への治療への可能性がかなりかわってくるでしょう。また、薄毛治療の治療費1つとっても、殆どが保険のきかない治療なので、その負担額はかなり違ってくるので、事前にある程度の相場なり知識なりがあったほうがいいのは間違いありません。細かい実際の内容は、その人の症状によってかわってくるので、無料カウンセリングで相談し、その具体的な治療アプローチを自分の頭をモデルとして確認するのがもっとも確実だと思います。